傲慢と善良/辻村深月
恥ずかしながら最近まで知らなかったのですが
2023年ベストセラー小説なんですよね!!
恋愛のミステリーとはどういうものなのか・・
令和の婚活がとも言われていましたが・・
しかし100万部ってすごいですよね!!!
まぁ、、とにかく読んでみましょう(^○^)🎵
あらすじ
婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。
その居場所を探すため、西澤架は、
彼女の「過去」と向き合うことになる——。
彼女は、なぜ姿を消したのか。
浮かび上がる現代社会の生きづらさの根源。
圧倒的な支持を集めた恋愛ミステリの傑作が、
遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》
作者紹介
辻村深月(つじむら みづき)
1980年2月29日山梨県生まれ。作家。千葉大学教育学部卒。2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞受賞。著書に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『島はぼくらと』『青空と逃げる』『琥珀の夏』『闇祓』『嘘つきジェンガ』など多数。
読書感想
こちらのお話は、アプリで出会った婚約者が
姿を消すところから始まる…婚活ミステリーらしい。
最初のシーンはかなり切羽詰まっていて
思わず私も真実になってしまったような気持ちに
なり心臓がバクバクしていました😵
主人公(?)の架はイケメンの部類のようだけど
その彼ですら婚活には苦戦😥
あの知り合った相手と会うところまでいく
テンプレートのやり取りの大変さと言ったらもう・・(゚o゚;笑
「このまま一生誰とも出会えないのではないか・・」
というのも当時すごく感じていたし
孤独に恐怖を感じていました。
そんな当時の心境を思い出していると
孤独は嫌だなと思いながらも自分でも無意識に
相手に対して「ピンとこないな」ということは
多々あり、それは傲慢だったのかもと思ったり。
真実と母親の関係がちょっと信じられないというか。
恐ろしいものを感じました。。
でも真実に関しては少し自分に当てはまる所も
あってある言葉がグサグサと刺さりました(笑)
全体的に内容は重ためだったのですが、
先が気になってどんどんページを捲ってしまう。
辻村深月さんはまだ2作目だけど
読みやすかったなとしみじみ思いました(*^_^*)
2024年には映画化もしているようで
そちらから入った方もいるかもですよね。
私も機会があれば観てみたいなと思います🎵
2025/04/08 読了📚