【あなたと食べたフィナンシェ】おいしいと思うことができれば人生はきっと大丈夫!加藤千恵さんの食にまつわる短編集読んでみた📘

あなたと食べたフィナンシェ/加藤千恵

たまたまインスタでこちらの本を見かけて

お・・美味しそう🤤💕と真っ先に思い

表紙の可愛さに思わず購入してしまいました( ´ ▽ ` )笑

あらすじ

家を出るお父さんが教えてくれたアンキモの味。

引っ越す友達と分け合ったグミ。

仕事を辞めて久しぶりに作るキュウリのサラダ。

恋人に別れを告げられ、目の前で冷めていくビスマルクピザ。

子どもと食べる初めてのフライドポテト。

恋、仕事、親との別れ——人生の忘れられない場面には、

必ず食べものの記憶があった。

珠玉のショートストーリー+短歌集。

 

 

作者紹介

加藤千恵(かとう  ちえ)

1983年、北海道生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビューした後、2009年『ハニー ビター ハニー』で小説家としてデビュー。以降、小説、詩、エッセイなど様々な分野で活躍。著書に『この場所であなたの名前を呼んだ』『一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと』などがある。

 

読書感想

冒頭でもお話しましたが、表紙がとりあえず

可愛いのです☺️💓

こういう表紙からついつい手を伸ばしてしまう…

ってことって良くありますよね🎵

そんな可愛い見た目の本書ですが、内容は切ない

食にまつわる30のショートストーリー&各話ごと

ぴったりな短歌が書かれています!

 

⭐️塩抜きフライドポテト

まさに我が子と重ねてしまい思わず泣きそうに😂

息子もフライドポテトがとっても大好き!

少し前までは自分で食べることも出来なかったのに

美味しそうに食べる姿、いつの間にかちぎりパン

じゃなくなった腕、ほっぺもまだぷっくりはしているけど

少し前よりはシュッとしてきたところ…etc

どんどん成長していくのは嬉しいことなのに

なんだか少し寂しい( ;  ; )笑

 

あとはお雑煮・さつま揚げが好きだったかな!

お雑煮では私も旦那さんと出会えたことを考えさせられた。

さつま揚げは私もおばあちゃんのことを思い出したり。

 

とりあえず美味しそうなタイトルのお話ばかりで

何か食べたくなってきます(笑)

料理の思い出って記憶に残りますよね💛

帯にも書かれている

「おいしいと思うことができれば人生はきっと大丈夫」

っていうのもその通りだなと思った!

どんなに嫌なことがあってもお腹は空くし、

食べれるうちは大丈夫な気がする。

私の場合は毎日白米を食べないと気分が悪くなります!ぇ

フィナンシェ作ってみたいなぁ〜♪

(その後、バレンタインに作りました🍫”)

 

2025/01/31 読了📚

 

 

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