ショートケーキ。/坂木司
これまたかわいい表紙に惹かれて💕
世の中にはかわいい綺麗なのが溢れていて
次は何を読もうかな?とワクワク(^○^)
今回はショートケーキ🍰のお話です🥰
あらすじ
星の数ほどあるケーキの種類のなかでも、不動の人気を誇る「苺のショートケーキ」。「和菓子のアン」シリーズなど、甘いものを描いた作品に定評のある著者による、誰しも思い出のひとつやふたつはあるだろうショートケーキをめぐる5篇の連作集です。
大学生の<ゆか>と<こいちゃん>はどちらも、母との二人家族。父が出て行ってから買えなくなったホールケーキを求めて、ふたりは<失われたホールケーキの会>を結成、切れていないケーキを楽しんでいる。ある時、離れて暮らす父親から、「大事な話がある」と連絡があり……。(「ホール」)
俺が働くケーキ屋では、残りがちなホールケーキを予約なしに買ってくれるお客さんを天使と呼んでいる。天使の中には常連もいて、女子大生と思しきその二人組が俺は気になっている。どうやら彼女たちは、丸いホールのケーキにこだわっているようなのだ。(「ショートケーキ。」)
ケーキ屋で働く私には、嬉しいことがあったときにひとりで行う「趣味」がある。ケーキを冒涜しているようで人には言えないのだが……。
(「追いイチゴ」)
ママになった瞬間からさまざまなことがままならなくなった。大好きなショートケーキをもう一度ひとりでゆっくりと味わいたい。その願望を実現すべく、<あつこ>は二人のママ友と互助会を結成する。(「ままならない」)
央介の口癖は「嫁に行きてえ」、何事にも受け身で生きてきた28歳の会社員だ。ある時、領収書の不備を指摘されたのをきっかけに、会社の経理担当の女性のことが気になり始める。弟の学費を捻出するために倹約弁当を続ける彼女だが、どうやら本当はショートケーキが食べたそうなのだ。 (「騎士と狩人」)
作者紹介
坂木司(さかき つかさ)
1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。
同作に始まる「ひきこもり探偵」シリーズが人気を博す。
13年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞受賞。
『ワーキング・ホリデー』『アンと愛情』『おやつが好き』『楽園ジューシー』など著書多数。
読書感想
本作はショートケーキをめぐる5つの物語。
1つ1つ主人公は違うんだけど、
前の人と繋がっているような感じでした(*^ω^*)
2話「ショートケーキ。」では結婚と妊娠を報告した
お姉さんに対してお父さんの喜び方が素敵で✨
ちょっとうるうるしちゃいました🥹❣️笑
3話「ままならない」は妊娠出産子育てと頑張るママのお話。
ちょうど子供が同じぐらいで色々と親近感だった!!
一見育てやすそうに見えてもみんないろんな悩みを抱えてる。
子供一人一人性格も何もかも違うものね。
そして子供がいなかったら知り合ってなかっただろうな
というママ友達。同じクラスにいたとしても仲良く
なってたかは分からないなぁ🤣笑
母親だから・・と色々言われるのもモヤモヤするよな。
人生で一番食べたケーキは多分ショートケーキが
ダントツだろう。実際ショートケーキ大好きだしいちごも
大好き!!!しかしここ最近の誕生日ケーキは
美味しいものを見つけてしまいチョコレートケーキに
変わってしまってはいるが(笑)
自分で作るのはチーズケーキが多いかな😆
とりあえずずーっと1冊の中にショートケーキが出てきて
食べたくなった🍰💕または”追いイチゴ”をするべく
おうちケーキ作りもありなのかもしれない!!
子供と一緒にやってみたいな(°▽°)✨
2025/07/08 読了📚
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