【流浪の月】読後、表紙やタイトルの意味に気付く📖「事実と真実はちがう」色々と考えさせられた作品でした😌

流浪の月/凪良ゆう

アイスクリームの表紙が印象的で

タイトルを見てどんな内容なんだろうと気になり

読んでみることにしました💡

本屋大賞も受賞した作品とのことでしたが

そこはあんまり考えず読んでいったように思います。

あらすじ

映画化決定!!
監督:李相日
主演:広瀬すず 松坂桃李
横浜流星 多部未華子ほか出演

2022年公開予定
2020年本屋大賞受賞作

 

せっかくの善意をわたしは捨てていく。

そんなものでは、わたしはかけらも救われない。

愛ではない。けれどそばにいたい。

新しい人間関係への旅立ちを描き、

実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人間を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

 

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作者紹介

凪良ゆう(なぎら ゆう)

滋賀県生まれ。《小説花丸》2006年冬の号に中編「恋するエゴイスト」が掲載される。翌年、長編『花嫁はマリッジブルー』で本格的にデビュー。以降、各社でBL作品を精力的に刊行し、デビュー10周年を迎えた17年には非BL作品『神さまのビオトープ』を発表、作風を広げた。巧みな人物造形や展開の妙、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的な実力派である。
おもな著作に『未完成』『真夜中クロニクル』『365+1』『美しい彼』『ここで待ってる』『愛しのニコール』『薔薇色じゃない』『セキュリティ・ブランケット』などがある。

 

読書感想

序盤から結構重ためな内容ではあったものの、

続きが気になってしまいどんどんページを捲っていた( ・.・ )

心情の描写が上手いので私もイライラしたり苦しくなったり

感情が忙しかったのでちょっと疲れましたが:( ;´`;)

 

更紗を置いていった母親は今どうしているのか。

恋人の亮もDVだし、、。(二度としないって口だけすぎて無理。)

職場の同僚たちも苦手なタイプばかりで

好きになれる人が全然出てこない🥲店長は良い人なんだけど…。

 

「事実と真実はちがう」という言葉が印象に残る。

誘拐事件も何も知らない人たちはそりゃ文が悪いって思うよね。

これはこの2人にしか分からない。

善意も人によっては逆効果になることもあるんだなと考えさせられた。

中途半端な優しさが1番人を傷付けてしまうのかも( ᵕ ᵕ̩̩ )

この2人がどうか幸せに過ごせますように。

 

凪良ゆうさんの作品はまだ2冊目ですが引き込まれる何かが今回もあった!

すぐ入り込んでしまうので元気な時に読まないと大変だけど😂笑

 

2025/08/31 読了📚

 

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