アルプス席の母/早見和真
本屋大賞にもノミネートされたこちらの作品✨
タイトルからすぐに高校野球、甲子園のお話なのかなと
思いました。毎年夏は時間のある時はテレビの前で
球児たちを応援し一緒に涙したりしています(°▽°)
自分が高校生の時に野球応援にハマり今に至ります笑
やっぱ頑張っている人って応援したくなる!!
そのため、とても読むのを楽しみにしていた本の一つでした😘
あらすじ
まったく新しい高校野球小説が、開幕する。
秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。
【編集担当からのおすすめ情報】
「この物語に救われる球児の母親がどれだけいることか。全母親が落涙必至」
吉田伸子さん(書評家)
など、事前に読んでくださった全国の書店員さんからも熱いメッセージが寄せられています。
作者紹介
早見和真(はやみ かずまさ)
1977年神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。2015年『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。2020年『店長がバカすぎて』で本屋大賞ノミネート、同年『ザ・ロイヤルファミリー』で山本周五郎賞とJRA賞馬事文化賞を受賞。近著に『笑うマトリョーシカ』『八月の母』などがある。
読書感想
冒頭から甲子園の試合で始まっているので、
高校野球大好きな私としてはすんなり入れた⚾️✨
(毎年熱闘甲子園に泣かされてます泣
高校野球ってほんとドラマがあって面白い!!)
途中、航太郎くんが良い子すぎて泣いたし(てかずっと?)
お母さんの気持ちになったらまた泣けた( ;꒳; )
小学校の卒業文集(?)は特にうるうる😭😭
母子家庭というのもあるのだろうか親子の絆が強く感じられた。
そして野球部の父母会がとてつもなくめんどくさそうで(笑)
心得とかも。野球部に限らずかもだけどこんな感じなの?!
野球部がやっぱ特別こんななのかな…。将来子供がどんな部活に入るのか気になる。
子供と一緒に大阪に引越してきた菜々子だけど、
職場にも恵まれ、すごく仲良くなれるママさんとの出会いもあり🌱
あんな風に気兼ねなく接することが出来る友達って
大人になってからなかなか難しい。素直に羨ましいなと思った☺️
3年間はあっという間だし実質3年もないのだけど、
憧れの甲子園に行くことができて本当に良かった!
「諦めなければ報われる」これは色んなことに言えるのかもしれないなと思った!
大学生になった航太郎くんのその後のお話も気になるし続編とかないのかな。
早見さんは2作品目でしたが今回も読みやすかったです♡
2025/10/05 読了📚
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